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前回は、デジタルカメラとフィルムカメラの違いについて述べましたが、今回はさらに深く突っ込んで、デジタルならではのメリットを紹介しましょう。 まず何といっても、パソコンとの親和性が高いというのがデジタルカメラの大きなメリット。近ごろは、Webサイトやブログに写真を掲載したり、写真をメールに添付して知り合いに送るなど、写真とパソコンは切っても切れない関係に。オークションに品物を出品する際も、写真は必須になりました。
フィルムカメラで撮影した写真は、フィルムやプリントをスキャンしたり、街のDPE店でCD-Rに焼いてもらうなどしないとデジタルデータ化できません。現像やプリントにお金や時間がかかるのは前回述べた通りですが、さらにスキャナーやプリンター複合機などでスキャンを行う手間もかかります。 ところが、デジタルカメラならば写真がデジタルデータで保存されるため、デジカメをUSBケーブルでパソコンと接続したり、撮影済みのメモリーカードをパソコンに差し込むだけで容易にデータの転送が行えます。そのため、撮影後すぐにメールで画像を送ったり、Webサイトに掲載できるのです。
撮影できる写真の画質が決まるポイントも、フィルムカメラとデジタルカメラでは異なります。フィルムカメラの場合、使用するフィルムを変えることで、発色の傾向や仕上がりをまったく異なるものにできるのが特徴。派手な色に仕上がるカラーフィルムや、渋い仕上がりになるモノクロフィルム、薄暗い室内でもストロボなしで撮れる高感度フィルムなど、独自の特徴を持ったフィルムが販売されており、気分や撮りたいシーンに応じて自由に選べます。 ただし、途中でフィルムの交換が行えるAPS対応カメラでない限り、まるまる1本分はすべてそのフィルムの色や感度で撮らなければならないのがデメリット。そのため、「モノクロフィルムを入れたけど、色鮮やかな夕焼けに巡り会ったのでカラーで撮りたい!」というわけにはいかないのです。
一方のデジタルカメラは、発色の設定をメニュー画面から自由に変更できるため、仕上がりを白黒にしたり鮮やかな発色にするだけでなく、セピア色などに変化させることも可能。また、ISO感度も自由に変えられるので、暗い場所で感度を上げてぶれを軽減できます。
ここで注目したいのが、これらの設定はフィルムとは異なり1枚ごとに変えられること。例えば、さっきまで鮮やか仕上げのカラーモードで撮影していても、その次のカットはモノクロで、という具合に臨機応変に変えられるわけです。これはフィルムにはない大きな魅力です。 なお、フィルムカメラは使うフィルムによって色作りが変わってきますが、デジタルカメラでは機種によって異なります。これは、CCDなどの撮像素子の種類や、それを処理するハードウエアやソフトウエアのチューニングによるところが大きいのですが、この点に関してはまた後日詳しく解説します。 | 1/2 | 次のページへ |
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