デジタルカメラの性能を語るうえでよく使われるのが、みなさんご存じの「画素数」です。近ごろは500万画素クラスの製品が主流になり、上位機種では700万画素や800万画素という製品も登場するほどになりました。
デジカメは、撮影時に記録画素数が自由に設定でき、撮像素子の画素数よりも小さいサイズにして撮影できます。例えば、ペンタックスの「Optio S5z」(500万画素)では最高解像度の「5M」(2560×1920ドット)を筆頭に、「4M」(2304×1728ドット)、「3M」(2048×1536ドット)、「2M」(1600×1200ドット)、「1024」(1024×768ドット)、「640」(640×480ドット)の6種類を用意。ニコンの「D50」(600万画素)では、「L」(3008×2000ドット)、「M」(2256×1496ドット)、「S」(1504×1000ドット)の3種類から選べます。
「大は小を兼ねる」という考え方からすれば、あとからパソコンを使って画像を縮小できることを考え、一番大きいサイズで撮影しておくのが何かと安心といえます。ただし、大きなサイズで撮影すれば、画像のファイルサイズが大きくなり、結果的に1枚のメモリーカードへ記録できる枚数が少なくなってしまいます。たくさんの画像を記録するためには容量の大きなメディアを何枚も用意しなければならず、それなりの出費を覚悟しなければなりません。 そこで、いつもただ漠然と最高記録画素数で撮影するのではなく、臨機応変に記録画素数を変更するのがおすすめです。例えば、いつもL判ぐらいにしかプリントしないというのならば、800万画素や500万画素の画像はオーバースペック。Optio S5zならば3Mモード、D50ならば最小のSサイズでも十分なのです。インクジェットプリンターで撮影した画像をA4サイズにプリントする場合でも、400万〜500万画素相当のサイズがあれば大丈夫でしょう。 ■記録画素数による画像サイズとファイルサイズの違い
試しに、800万画素のEOS Kiss Digital Nに1GBのメディアを入れてLサイズに設定してみたところ、300枚近く撮影できると表示されました。それに対し、Sサイズに変更したところ、なんと800枚以上もの画像が撮影できることに。その差は約3倍に迫るほどで、ちょっと見逃せないレベルです。 旅行に行った際、いたずらに最高記録画素数で撮るよりは、多くの写真が撮れるように画像サイズを抑えた方が、思い出がたくさん残せるでしょう。
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