現在のお勧めは、1MBあたりの単価が安く、手ごろな価格で入手できる512MBか1GBの記録メディアです。256MB以下や2GBを超える容量だと、1MBあたりの単価が高くなってしまうので、あまりお勧めできません。
512MBの記録メディアは、コンパクトフラッシュやSDメモリーカード、xDピクチャーカードを問わず、国内メーカー品が1万円を切る価格で購入できるようになりました。ポイント制のある量販店ならば、デジタル一眼レフ本体の購入時に付与されるポイントを使って、実質的に無料で入手できるでしょう。 販売店のメモリーカード売り場に行くと、同じ容量でありながら価格が違う商品が並んでいるのに気づくはずです。これは、データの記録速度の違いであったり、ノーブランド品という扱いの海外製品であるなどの理由によるものですが、同容量でも3倍を超える価格差が出ることもあります。
ここまで安いと、品質的に何か問題があるのでは…と感じるかもしれませんが、記録速度が若干遅いぐらいで、致命的な問題や欠陥はありません。キヤノンの「EOS Kiss Digital N」や、ニコンの「D70s」「D50」など、複数のデジタル一眼レフとメモリーカードの組み合わせで検証してみましたが、これらの入門用モデルではパフォーマンスの差を感じることはできませんでした。 ただし、高速連写を続けた際には差が見受けられました。コンパクトフラッシュを利用するEOS Kiss Digital NやD70sでは、30倍速以上の記録メディアを使うとほぼ同じペースで100枚以上連写できたのに対し、転送速度の遅い安価なものでは20コマを過ぎたあたりからペースが落ちてしまいました。 SDメモリーカードを使うD50では、転送速度7MB/秒以上の高速タイプを使えば同様に連写が可能でしたが、遅いカードでは20コマ前後からもたつきが見られました。連写を多用する使い方がメインであるならば、少しでも転送速度が高速なカードを選択するのが無難でしょう。なお、ノーブランド品は量販店で取り扱っていることは少なく、秋葉原のパソコンショップや、インターネット通販などで入手できます。 次回は、同じメディアで撮影枚数を増やすためのテクニックと、持っていて便利な携帯型ストレージの選び方について解説していきましょう。
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