デジタル一眼レフ用の記録メディアはどの容量がお買い得?


 現在のお勧めは、1MBあたりの単価が安く、手ごろな価格で入手できる512MBか1GBの記録メディアです。256MB以下や2GBを超える容量だと、1MBあたりの単価が高くなってしまうので、あまりお勧めできません。
●メモリーカードの価格比較(2005年10月上旬調べ)
▼コンパクトフラッシュ
メーカー名 256MB 512MB 1GB 2GB
サンディスク製
(UltraII)
実売価格 9780円 1万6800円 3万3400円
1MB単価 19.1円 16.4円 16.3円
ノーブランド品 実売価格 1805円 3286円 6290円 1万2966円
1MB単価 7.1円 6.4円 6.1円 6.3円
▼SDメモリーカード
メーカー名 256MB 512MB 1GB 2GB
松下電器産業製 実売価格 9480円 1万9800円 3万4800円
1MB単価 18.5円 19.3円 17.0円
ノーブランド品 実売価格 1801円 3100円 6109円 1万3880円
1MB単価 7.0円 6.1円 6.0円 6.8円
▼xDピクチャーカード
メーカー名 256MB 512MB 1GB 2GB
富士写真
フイルム製
実売価格 7480円 9980円 1万7800円
1MB単価 29.2円 19.5円 17.4円
ノーブランド品 実売価格 4125円 7088円 1万848円
1MB単価 16.1円 13.8円 10.6円

 512MBの記録メディアは、コンパクトフラッシュやSDメモリーカード、xDピクチャーカードを問わず、国内メーカー品が1万円を切る価格で購入できるようになりました。ポイント制のある量販店ならば、デジタル一眼レフ本体の購入時に付与されるポイントを使って、実質的に無料で入手できるでしょう。

 販売店のメモリーカード売り場に行くと、同じ容量でありながら価格が違う商品が並んでいるのに気づくはずです。これは、データの記録速度の違いであったり、ノーブランド品という扱いの海外製品であるなどの理由によるものですが、同容量でも3倍を超える価格差が出ることもあります。

▼憧れの有名ブランド品 ▼とにかく安いノーブランド品
高速転送をウリにしたサンディスク製のコンパクトフラッシュ「ExtremeIII」。転送速度・信頼性ともに高いが、価格もズバ抜けて高価なのだ 俗に「ノーブランド品」として売られている激安コンパクトフラッシュの一例。有名メーカーの高速タイプのわずか1/3ほどの価格は魅力的だ

 ここまで安いと、品質的に何か問題があるのでは…と感じるかもしれませんが、記録速度が若干遅いぐらいで、致命的な問題や欠陥はありません。キヤノンの「EOS Kiss Digital N」や、ニコンの「D70s」「D50」など、複数のデジタル一眼レフとメモリーカードの組み合わせで検証してみましたが、これらの入門用モデルではパフォーマンスの差を感じることはできませんでした。

 ただし、高速連写を続けた際には差が見受けられました。コンパクトフラッシュを利用するEOS Kiss Digital NやD70sでは、30倍速以上の記録メディアを使うとほぼ同じペースで100枚以上連写できたのに対し、転送速度の遅い安価なものでは20コマを過ぎたあたりからペースが落ちてしまいました。

 SDメモリーカードを使うD50では、転送速度7MB/秒以上の高速タイプを使えば同様に連写が可能でしたが、遅いカードでは20コマ前後からもたつきが見られました。連写を多用する使い方がメインであるならば、少しでも転送速度が高速なカードを選択するのが無難でしょう。なお、ノーブランド品は量販店で取り扱っていることは少なく、秋葉原のパソコンショップや、インターネット通販などで入手できます。

 次回は、同じメディアで撮影枚数を増やすためのテクニックと、持っていて便利な携帯型ストレージの選び方について解説していきましょう。

●今回のまとめ
・記録メディアは512MB〜1GB版がもっともお買い得
・ノーブランド品は有名メーカー品の1/2〜1/3ほどの激安価格
・連写を駆使しない限りはノーブランド品でも大丈夫!




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